■“大口顔”の「プロエース/プロエースシティ」に反響も
トヨタの欧州法人は、商用車「プロエース」「プロエースシティ」の改良モデルをポーランドで発売すると2024年3月14日に発表しました。
【画像】「えっ…!」これがトヨタの新型「9人乗りミニバン」です! 画像で見る(42枚)
新デザインが採用されたプロエースシリーズに日本のユーザーから反響も集まっています。
プロエースシリーズは、トヨタが欧州で展開する商用バン。シトロエンやプジョー、フィアットなどを傘下にするステランティスグループが設計・生産した車両をトヨタの販売網で展開する、いわゆるOEM(相手先ブランドによる生産)車です。
多彩なボディタイプのなかで、中型バンがプロエース、小型バンがプロエースシティとして展開されています。
現行モデルは2016年登場の2代目で、前席3人掛けシートを標準装備して広い荷室空間を確保する商用仕様のほか、最大3列シート9人乗りを設定する乗用仕様(ミニバン)があり、後者には「ヴァーソ」というサブネームが与えられています。
今回発表された改良モデルは、グリルレスとしながらバンパー開口部周辺を視覚的に広くした“大口顔”が特徴的です。
バンにありがちな野暮ったさが払拭され、新世代にふさわしいすっきりとした印象になっています。
インテリアにも新デザインのステアリングホイールや、アップデートされたインフォテインメントシステム、フルデジタルのメーターなど機能の拡充、性能の向上が図られました。
価格はプロエースが13万4500ズウォティ(約505万円)から、プロエースヴァーソが18万6700ズウォティ(約705万円)から。
プロエースシティが9万8800ズウォティ(約370万円)から、プロエースシティヴァーソが13万4100ズウォティ(約500万円)からです。
また、贅沢な旅行を目的とした最上級のプロエースヴァーソVIPは27万5500ズウォティ(約1040万円)からとなっています。
※ ※ ※
新デザインが採用されたプロエースシリーズに日本ユーザーからは「これはちょっと欲しいかも」「日本でも売って欲しい」といった声がありました。
一方で「価格高いな」「これで1000万円か」と価格設定に驚きの声も集まるなど、さまざまな反響が寄せられていました。
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